台湾大学の西側にある臺一牛奶大王《台大西邊存在大王》


臺一牛奶大王

台湾大学の西側に臺一牛奶大王という大層な看板を目にして暫く気になっていたのだが、ようやく行く事が出来た。

その正体は1956年創業の甘味処だった。台湾では30年経てば老店と呼ばれるので老舗として十分な域に達している。2階建ての建物は横から見れば長い間ここに佇んでいる感じがするが、店内は小奇麗に維持されていて冷房もしっかり効いていた。


臺一牛奶大王店内

店員は皆アルバイトの学生に見えたが総じて愛想が良く何より楽しそうに仕事をしていたのが印象的だった。中國語が不得手である事がわかればわざわざカウンターの奥から出てきて英語を交えながらメニューを指差して説明してくれた。



台湾のマンゴーかき氷は観光客に人気のデザートらしい。流行りの店では行列が出来る程の盛況ぶりらしいが、この店はそこまで大袈裟な事態にはなっていなかった。かといって閑古鳥が鳴いている訳でも無く適度な賑わいが老舗の余裕を感じさせる。価格も観光地に比べて半額以下という学生街の模範的優良店だ。

注文した愛玉檸檬冰はレモン味の愛玉ゼリーが粗削りの氷に盛られていてさっぱりとした味わいだった。愛玉というのは台湾固有の植物で和名をカンテンイタビという。無花果のような実に切れ目を入れて裏返すと胡麻粒状の種子がびっしりと入っている。その種子を水の中で揉みしだくと蕨餅の様なゼリー状に凝固する不思議な物体だ。日本では台湾語のオーギョーチーという呼び名の方が良く使われている。

冷房が効いた店内で完食するには量が多かった。一人前を2-3人で分け合う位で丁度良いかも知れない。


臺一牛奶大王
住所:台北市新生南路三段82号
電話:+886 (02) 2363-4341
営業:11:30 – 22:30 (春節除き年中無休)

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