燕將獨守聊城(故事)
(詩)
衝風冒雨去還歸:風を受け雨に濡れ行っては戻る
役役勞身似燕兒:苦労する姿は燕のよう
啣得泥來成疊後:泥を高く積み上げても
到頭疊壞復成泥:頂きより崩れ泥に戻る
【解】(解説)
千般用計:数々の策を用いて
晨昏不停:朝も晩も停まらず
誰知此事:誰がこれを知るのか
到底無成:結局成功などしない
此籤 :この籤を得る者は
燕子啣泥之象:燕が泥を咥えているかのよう
凡事空心勞力:全ては無駄な労力に過ぎない
【聖意】(運勢)
交易(取引) :成(形を成す)
婚姻(結婚) :不成(不成立)
求財(金運) :秋冬有利(秋冬に利益有り)
自身(心体状態):謹防(注意深く守れ)
家宅(家、家庭):先凶後吉(初め悪し、後は良し)
六畜(家畜) :有利(利益有り)
田蠶(田畑養蚕):有利(利益有り)
尋人(尋ね人) :見(見つかる)
行人(旅、外出):吉(良し)
六甲(子供) :生男(男を授かる)
山墳(先祖墓) :向吉(そのままで良し)
訟詞(争い事) :有理(意味を成す)
疾病(健康疾病):還愿(望みあり)
失物(紛失物) :見(見つかる)
移徙(転居移転):平安(平穏無事)
