留学生活のスタートに国際学舎という選択肢《利用國際學舍開始留學生活》


IHT

台北國際學舍

概要

国際学舎は1924年にニューヨークで成立した団体で、留学生が環境に適応するのを助ける事を主な目的とし、後に各国へと広まりました。
台北国際学舎も各国の人達が文化や言語の交流を通じて友情を育む事を支援する為に、1957年より非営利目的の社団法人施設として運営されています。


台北國際學舍 [Tái běi guó jì xué shě]
英語名 : International House of Taipei (I-house)
住所 : 新北市新店區新坡一街102號
電話 : +886-2-2910-3117
公式サイト


料金

会員登録料

利用に際して入居時に会員登録が必要になります。(100元/年)


雅房 [Yǎ fáng]

シャワー・トイレ共用の部屋です。

シングル : 500元/日、9100元/月、25000元/学期 (4.5ヶ月, 学生のみ)
ダブル (相部屋) : 450元/日、7100元/月、18000元/学期 (4.5ヶ月, 学生のみ)


※シングルは19日以上、ダブルは16日以上利用する場合は月契約の方が安くなります。


套房 [Tào fáng]

シャワー・トイレ付きの部屋です。

シングル : 550元/日、10100元/月、28000元/学期 (4.5ヶ月, 学生のみ)
ダブル (相部屋) : 500元/日、8100元/月、22000元/学期 (4.5ヶ月, 学生のみ)
トリプル (相部屋) : 500元/日、7600元/月、20000元/学期 (4.5ヶ月, 学生のみ)

※シングルは19日以上、ダブルは17日以上、トリプルは16日以上利用する場合は月契約の方が安くなります。


冷蔵庫 (400元/月)やテレビ (1000元/月)は部屋毎に借りる事が出来ますが、個数が限られているので状況により順番待ちが発生します。


客房 [Kè fáng]

シャワー・トイレ・冷蔵庫・テレビ付きの部屋です。

シングル : 900元/日、16000元/月

※18日以上利用する場合は月契約の方が安くなります。


設備

・冷房完備
・インターネット (400元/月)
・給湯器 (各階設置)
・共用簡易調理場
・ジム
・閲覧室 (自習室)
・共用ラウンジ (テレビ, 新聞)
・コイン式洗濯乾燥機 (10~20元/回)
・屋上物干し
・公衆電話
・自動販売機 (飲料, 即席麺)
・卓球台
・バスケットボールコート


サービス

・24時間フロント常駐
・室内清掃 (週1回)
・通学送迎 (1回20元, 平日朝3便/7:10/8:20/9:30, 要前日予約)
・宅配弁当注文代行 (昼と夕, 定時までに予約/11:30/17:30)


交通アクセス

路線バス:台北捷運七張駅から緑9路線で約15分 (1時間に1~4本, 15元)
タクシー : 台北捷運新店区公所駅から約5分 (1.6km, 約100元)
徒歩 : 台北捷運新店区公所駅から約30分 (1.4km)

最寄りの新店区公所駅からは国際学舎前を通るバスが出ていないので、隣りの七張駅からの利用になります。小型のマイクロバスが激しく坂道を駆け上がると国際学舎の前にバス停があります。車内では英語でInternational Students’ Dormitoryとアナウンスされます。


利用して感じた利点と欠点

公式サイトによると全108室あるそうです。相部屋の場合は男女別に割り振られます。シングル部屋の階による性区別は特に無い様子でした。

友人や家族など非会員を部屋に入れる場合は身分証の提示が必要で、宿泊する場合は追加料金 (一人450元/日) が発生します。これらの注意事項は入居手続きの際に一通り説明されます。

学生向けの宿泊施設ですが門限等は無いので学生寮の様な束縛感はありませんでした。


利点

料金

台北市内のホテルに宿泊するより安いです。非営利団体である事と台北市より地価が安い新北市にあるので料金が抑えられていると考えられます。

賃貸住宅は月単位や年単位での契約ですが、ここは空室さえあれば一日単位で部屋を借りられます。


環境

台北市内の喧騒とは対象的に一日を通じて騒音が少ない場所です。
山を下りなければ何も無いので否応にも質素な生活を余儀なくされます。


従業員

フロントスタッフは英語が堪能なので中国語が全く分からなくても問題ありません。中には簡単な日本語を話す人もいます。入居してすぐの利用者でも名前を覚えていて些細な用事にも快く応対して貰えます。


清潔

共用部分は頻繁に清掃されています。部屋の清掃は各部屋順番に回るので、一部屋当たりは週に一度となります。

築年数は経っていますが、部屋のトイレはトイレットペーパーを流せます。


国際交流

利用者は10~20代のアジア系語学留学生が多い印象です。朝の通学送迎では台灣大學、師範大學、政治大學、台北語文學院、中國文化大學、淡江大學などへ通う学生が一台の車に同乗するので情報交換出来ます。


欠点

食事

フロントに事前予約すれば毎日2回弁当を注文して貰えますが、それ以外の物を食べたいとなると簡単には行きません。なぜなら国際学舎周辺は住宅街で食事を出来る店が無いからです。授業がある日は選択肢が色々ありますが、外出しない日は食事に関して十分な計画が必要です。

部屋での煮炊きは禁止されているので、地下にある共用簡易調理場を使わなければなりません。国際学舎から200m離れた場所に間に合わせ程度の小さなスーパーが一軒あるので、そこで常温保存する事を考えながら食材を仕入れて簡単な調理をするか、自炊を諦め山を下りて食べ物を探す事になります。

国際学舎から2.2km離れた場所には日用品や衣料品などの品揃えが十分な大型店があります。

有料オプションの冷蔵庫が順番待ちで借りられず、飲料や果物など食料の保存が困難でした。痺れを切らして簡易的な小型冷蔵庫を購入して部屋に設置した人は電気代を別途請求されていました。


交通

朝の通学時には送迎サービスがありますが、帰りは完全な自力となります。


路線バス

平日のバスの本数は1時間に1~2便です。(始発9:00, 最終23:00)
休日は1時間に2~4便となり、平日とはルートも変わります。(始発7:00, 最終15:15)

台北路線バス緑9の路線図
時刻表(黒平日, 桃休日)・路線図(茶平日, 桃休日)

バスの現在位置は大臺北公車という台北市のサイト (緑9往大香山) で確認できます。

本数が非常に少ない上に各バス停の通過時刻が決まっていないので、状況によっては1時間以上来ない事もあります。


徒歩

最寄りの新店区公所駅から国際学舎まで歩くには約30分程見ておく必要があります。

20110522

なぜなら五峯山 [Wǔ fēng shān] と呼ばれる海抜74mの丘の上に立地しているからです。
道程の半分以上が上り坂で、もはや登山です。

坂道区間は歩道が一切なく、車は歩行者がいる事を全く予測していないので注意が必要です。


総括

IHT
国際学舎前のバス停から見た正面玄関
停車中の青い車が通学や空港の送迎に使用される

台北市内の外国人向けの短期賃貸契約は月20000元位が殆どなので、月10000元程度で外国人対応に慣れている宿泊施設を利用出来ると考えれば値頃感があります。
台湾に当てに出来る知人がおらず賃貸契約の方法も分からない様な場合には、良い物件を見つけるまでの仮住まいとして利用価値は十分です。

ここをベースに年単位で生活するのは様々な妥協が必要になりますが、台北市内で安くて良い賃貸物件を探すのは相当な手間と運が必要なので、半年位までの滞在なら不便が多い丘の上を拠点にする覚悟を決めれば生活出来ない事はないと思います。

△ Like △・▽ Share ▽

おすすめ

Sorry, Right click is disabled.