安心 • 安全 • 高品質の「義美食品」《IMEI》
義美食品 [Yì měi shí pǐn] は台湾を代表する食品メーカーで、防腐剤や着色料を使用しない商品を多く揃えています。自社の食品安全研究所は、国の委託検査も受注するレベルの検査機器を備え、食の安全に対して真摯に向き合う姿勢は広く評価されています。
1930年代に一軒のお菓子屋として創業した義美ですが、今ではお菓子に限らず幅広い食品を取り扱う一大企業に成長しました。正式名称は義美食品股份有限公司ですが株式は公開されていません。
義美の由来
1871年春、高祖父の高植桂は現在の台北市大同区大橋頭付近で染物行を始めました。名称は義美としました。1875年に曽祖父の高墀喬が経営に加わり順調な日々を過ごしました。1884年にフランス軍が淡水へ侵攻すると民衆は不安に陥り、商売は難しくなりましたがなんとか経営を維持しました。
1894年の農暦8月に曽祖父は旅立ちました。1895年に日本軍が台湾を統治すると経営は更に困難になりました。そして1905年に曽祖父は義美染物行を閉じました。
1934年に祖父の高番王は祖母の高陳秀と共に菓子店の開業計画を立てました。場所は台湾文化協会の創立者蔣渭水医師が開業した大安病院の跡地でした。店名がなかなか思い付かない時、祖父は突然曽祖父が義美という名で染物行をしていた事を思い出し、すぐにその名を使う事に決めました。そしてその年の3月30日 (農暦2月16日) に義美商店として開業しました。それが今の義美食品公司の前身になります。
父の高騰蛟は1937年11月21日、彼が16歳の時に祖父を亡くしてから祖母、叔母、叔父と共に家業を営んできました。1976年になると義美の産品を世界各地へ販売する為に「義美IMEI」ブランドとして国内外の消費者へアピールしました。そして2010年9月6日に亡くなるまで献身的に仕事をしてきました。89歳の人生の旅の途中、知力、体力、全身全霊を義美に捧げて来ました。その意志を受け継ぎ義美食品はこれからも、台湾の食品産業の為、社会の為、公義の為、環境の為、消費者の為、台湾人の為に発展を続けていきます。
高志明 義美食品総経理
原文 : 義美品牌的緣起
食の安全
「食品の安全」それは全ての人に影響するものであり、性別、国家、種族、宗教、年齢、政党、資産総額により区分されるものではない。
先にも述べましたが、義美食品は高水準の検査機器を独自に揃えるなど安全管理に積極的に投資しています。それが故に同業他社製品よりも価格が少々お高いのが玉に瑕です。
Taiwanesque的お気に入り商品
義美南崁見學館
南崁にある義美の工場は義美ファンなら一度は訪れたい聖地です。
売店では運が良ければ工場で出た規格外のNG商品が正規品より少しお安く販売されます。
出来たてパンの直売所とレストランも併設されています。
また予約が必要になりますが工場の製造工程の一部を見学する事も出来ます。
義美南崁見學館
桃園市蘆竹區南工路一段11號
+88633222709