簡単! 台湾家庭料理《皮蛋豆腐》風「ゆでたま豆腐」
皮蛋豆腐 [Pí dàn dòu fu] (ピータン豆腐)
ピータン豆腐は台湾小菜の一つです。
台湾のピータンは中國製と比べて刺激臭が少なくまろやかな味でとても美味しいです。しかし日本では手に入りにくいので、代わりに鶏卵を使うレシピです。

作り方
ポイントは「卵を程良く半熟に仕上げる」です。
下準備
豆腐は冷たいままでも茹でて温めても良いですが、皿に盛り付ける前に笊等を使い水分を切っておきます。
茹でる
茹で卵を作ります。
(1) 沸騰した湯に冷蔵庫から出して直ぐの卵を静かに入れます。
(2) 8分間茹でると写真の様な半熟になります。
(3) 冷水で冷まして殻を剥きます。
卵は半熟に茹でるとよりピータンぽさが出ますが、10~12分位茹でて刻んでも調味料と良く絡んで美味しくいただけます。
刻む
長葱をみじん切りにして <調味料> と混ぜ合わせます。
調理
盛り付ける
切った豆腐の上に味付けした長葱を敷き、その上に茹で卵を乗せます。
※豆腐から水分が出るので、長葱と茹で卵は食べる直前に仕上げると良いです。
完成
茹で卵を崩し長葱と合わせ豆腐と一緒に食べます。ご飯にお酒に良く合います。

中國では皮蛋豆腐を醤油と胡麻油で食べますが、台湾では醬油膏 [Jiàng yóu gāo] を掛けて食べます。醬油膏は油膏 [Yóu gāo] とも呼ばれ、基本的には醤油と砂糖を煮詰めて片栗粉等でとろみを付けた物です。日本の御手洗団子砂糖醤油餡の様な調味料です。
(参考) 義美食品全豆純釀造甘醇油膏